網膜剥離の入院・手術

子安思想史再考の拙稿が中途の状態ですが、備忘録も兼ねて別記事を挟ませていただきます。

 

網膜剥離の手術のため、入院しました。家族には無論のこと、職場やファミリーサポート(子どもの保育所の送迎)の方々にご負担をおかけしてしまいました。大変ありがたいことですが、申し訳ない気持ちもいっぱいでした。強い近視によるものだそうです。

 

入院1日目:特になし。ベッドで座ることが、思いの外しんどいぐらい。読書、スマホ、テレビを行ったり来たり。シャワーは明日に回す。配偶者と実家との連絡。先生の診察、手術のことの再確認。音楽流しながら手術、眼の筋肉を操りながら手術とのこと…。

 

入院2日目(手術日):手術前は、基本的に前日と同じ。午前中にシャワーできた。手術のことは一番最後に書きます。

 

入院3日目:午前中に先生の診察。順調とのこと。次は月曜の診断で、その時に左目はレーザー追加とのこと。一日中ほぼ寝る。片眼だけでは、何をするのも不便。眼帯が眼鏡の邪魔になっている。午前中は少し痛みがあったが、午後は随分マシに。眼を動かすと痛いが。

 

入院4日目:痛みや違和感は昨日とほぼ変わらず。少し痒みが出てきた。眼鏡は不便すぎるので、片目をコンタクトに。おかげで随分読書が進む。

 

入院5日目:目の痒みは少しマシ。昨日同様、読書は進み、パソコンへ。日曜のためか、特に何の動きもなし。

 

入院6日目:午前中、診察。午後からは、診察&左目のレーザー。退院の予定日も決まる。明日は、別の先生の診察で、両目とも診断予定。

 

入院7日目:午前中、診察。退院後の詳細は、主治医に聞いてくださいとのこと。そりゃそうか。やっとシャワーができた。キャッシュバックするために書類を提出せよとのメールがきたが、どれのことやら。帰ってから要捜索。

 

入院8日目:午前中、診察。日常生活の都合上、自転車にいつ乗られるのかが最も気になるところだが、再来週からは乗られるだろうとのこと。来週の金曜日の診察で判断。やっと退院。家に帰ったらシャワーしよう。

 

【以下、手術のことを書きます。人によっては気持ち悪くなるかもしれないので、ご注意下さい】

手術は、17:30~20:00ぐらいだった。予定より少し長引いた?手術室に連れていかれて、ベッドに寝かされた。顔にはシートがかけられ、右目からは外が見えるが、左目からはシートしか見えない。右目にいろんな液体をドボドボかけられたり、ガーゼのようなもので拭き取られたり。麻酔がかかっているので、この時点で痛みはない。

「では、○○○○さんの手術を始めます」で始まったが、名前を間違えられた。訂正したけど、聞こえなかったのか、そのまま開始。

あとは、右目から見えている風景としてはあまり覚えていない。光がまぶしかったり電気を暗くされてよく見えなかったり。まあ見えない方が幸せなんでしょうが。

「あれ?おかしいな…」とか言われると無駄に焦る。自分にはどうしようもないのだが。局所麻酔で意識があるから、そういうのが聞こえるのが辛い。全身麻酔で何も知らない方が楽。

眼球をコントロールするために、筋肉を引っ張るとのことだったが、これが一番痛かった。「痛かった言ってね」と言うから「痛い」と言ったら、「痛いね」と。歯医者かよ(苦笑)

また、眼球に何か(多分シリコン)を押し当てられたときも、声はあげるほどではないが、痛かった。上からグッと何かを押さえつけられて、「1、2、3」とカウントしていた。あんなに圧力かけても、眼球って無事なんや、と思った。

手術の手順は聞いていたが、今が全過程のどの辺りなのかがわからない、あとどれぐらいで終わるのかがわからないのが辛かった。まあ、「あと一時間続きます」と言われても嫌やったけど。